RAGE 十禍絶傑の振り返り(前編)
こんにちは。みいこです。
まず最初に、応援してくださったみなさま、本当に、本当にありがとうございました。配信卓に案内される時に直接声援をもらったりTwitterでリプライをたくさん貰ったり、大会が終わった後にエゴサした時にもたくさんの人が応援してくれていて凄く嬉しかったです。
さて、今回の振り返りなのですが正直使った構築はすごくありきたりな構築でしたしプレイも特に上手い事はしていないのでその辺は軽く触る程度にしておきます。今回はどのようにRAGEに向けて準備をしていったかについてをメインに振り返りを行っていきたいと思います。
1、はじめに
この記事を読むにあたって最初に知っておいていただきたい事が2つあります。
(a)今回のRAGEは十禍絶傑が出て約10日後に行われた
(b)僕にはセンスが無い(と思っている)
この2つです。
今大会は世界大会が12月に行われる都合上準備期間を十分にとるためにRAGEの日程が前倒しになり、新弾リリースから異例の短期間で行われました。つまり練習時間が物理的に少なかった大会でした。そして、困ったことに僕にはセンスがありません。新環境後すぐに強いデッキを見つけあっという間にグラマスになれる人達がいる中いつも新環境に馴染めずに最初の1週間~10日くらいは低迷してしまいます。なので今回のRAGEでは設定期間が短く、普段なら低迷しているような期間で調整を行い戦わなければならないという状況でした。
2、目標設定
次に目標設定についてです。今回はちょっと例外のような大会でしたが最近のRAGEは構築を決めるためにまず初めに目標設定をする必要があると思います。(理由はダラダラ書いちゃいそうなので割愛します)
僕の今回の目標はDay2に進出し、プレーオフの目があるうちに運営からもらえるお弁当を美味しく食べる事でした。(ちなみにコレ、達成できませんでした…後編で触れます)
というのも前回はDay2に進出するという目標を掲げて戦って無事達成できたのですが翌日開幕2連敗してしまってプレーオフの目が潰れてからお弁当を食べることになったので複雑な心境だったからです。(つまり「前回の自分を越える」と同じです)これを目標に考えました。勿論勝てたら嬉しいので語弊のある言い方にはなるのですがDay1を突破してDay2で2回戦って1回勝てば自分的には満足だと思って準備をしていたのでこの時点で強いデッキを正しいプレイで回す事が目標達成への近道になると思っていました。
3、デッキ選択
と、いう訳でデッキ選択です。(a)の通り与えられた時間は多くはありません。そして残念ながら僕にはセンスもありません。デッキが馴染み戦えるようになるまで人より数と時間を使う必要があります。いくつか考えていた候補のデッキでランクマッチを回して4日後の日曜日、MPはわずか800()。いつも通りたくさん負けました。
この時点で時間が限られてきたので相性の良いものがあればいいなと思って試していたメタ寄りのデッキを使う事はやめ、使い方を覚えてシンプルに強くなる、デッキは気になる所があればそこを少しチューニングすればOKな1番強いデッキを出来るだけ強く使えるようになるために時間を使う事を決めました。周りの評価、そして対面の動きを見て「ヴァンパイアが1番強いな」と思ったので残りの時間をヴァンパイアをマスターするために費やす、そしてヴァンパイアに多くの時間を割くためにDBN時代の貯金である程度ベースが出来上がっているため練習時間を少なく出来る、明確な不利が無いという強みのあるミッドレンジロイヤルをセカンドデッキにしようと決めました。こうしてデッキ登録が開始されてすぐにロイヤルヴァンパイアでデッキを仮登録しました。
ヴァンパイアの構築
はい。環境初日に今回のファイナリストの中野もぐ(もぐりゅー)さんやドロシー・ウェストさんが公開していたリスト40枚そのままです。一応ほんの少しだけいじってみようと思ったのですがJCGなどで結果を出している人が多いリストだったのでよく分かっていない自分が手をつけるよりこれをしっかりと回せるようになった方がいいだろうという考えでずっとこれを使い続けました。なので他のカードを入れた方が本当は良かったといった事はあったかもしれません。今後の課題として試行錯誤しようと思っています。戦績はDay1初戦で2連続で事故を起こしていきなりサブマリンする事になりましたが初日の残りの試合を5-2で凌ぎ切るとDay2は7-1、プレーオフ準決勝も1発で抜けるという獅子奮迅の働きをしてくれました。最後は残念でしたがヴァンパイアを持ち込む段階で事故って負ける覚悟はしていたのでむしろここまで連れて来てくれてありがとうという気持ちでした。
ロイヤルの構築
あんまり練習しないで~などと言っていましたがなんだかんだそこそこ練習しました()最初持っていこうと思っていたリストがこちら。細かくは覚えてないけど大体こんな感じでした。
チーム内で後手からヴァンパイア勝率を上げるために先1信者対策でクイブレを入れるのが良いという流れになっていてクイブレ、ヴィーラ進化を進化権を使わずに上から取れるゼタが採用されていました。特に不便さは感じずにこれを使って練習をしていましたがRAGEの2日前に中身を少し入れ替えました。きっかけは友人のかかを君が「仲の良い人にならRAGE持っていく構築教えるよ~」みたいな事を言っていたので「使うか分からんけど情報奪えたら得するかもしれないし聞いておこっと」という非常に不純な動機で彼にDMで構築を見せてもらいました。そして結局そこから2枚入れ替えたリストを持っていくことになりました。
クイブレを採用する更に前に使っていたリストに似ていました。彼はロイヤルを長く使っていたので「クイブレ入れて先1信者対策してるんだけどどう思う?」と意見を聞いたら「ご都合感が否めない」と言われそれが何かスッと腑に落ちてしまったので彼のリストに切り替えました。ただ時間が足りずに簒奪の信者を使う事に馴染めなかったので使いやすくするために嵐の槍使いに入れ替えました。クイブレは対ヴァンパイアに強くなるが代わりにカードパワーが無いためロイヤルミラーに弱くなるという欠点を抱えていたので結果的には彼にデッキを聞いていて良かったなと思っています。ありがとう。戦績はDay1が5-2、Day2が7-3、プレーオフ準決勝も1発で抜けてくれました。Day1Day2の両方で勝率70%を越える抜群の安定感でお互い1-1の最終戦になってもロイヤルなら大丈夫という心の支えになっていました。また、全試合先攻取って相手よりも先にレイサムを投げられたのでミラーは5戦全勝でした。今後オーブはレイサムに使ってあげようと思います。
twitter.comお世話になったのでお礼にTwitter貼っておきます。構築だけでなく2PickでJCG5回優勝している強者です。
4、調整について
調整についてですが今回はただただランクマッチをやっていました。普段はRatings for シャドウバース等でBO3の練習もするのですが今回は闇喰らいヴァンパイアを中心に練習を行う必要があったのですがBO3だと2つ目のデッキでも戦わないといけない、そしてデッキが自分のライフを削りながらギリギリで勝つ性質を持つので色々なデッキと戦って各リーダーに対するセーフのラインを身に着けるためにランクマッチをぐるぐる回していました。ちなみに普段は大会が近くなるとBO3のES大会なんかに出向いたりもします。色々なデッキが出てくるのでちょうどRAGEDay1って感じがします。レートはDay2環境に近くてDay1とはちょっと違ってくるので近くでES大会がある人はお試しあれ。家じゃない所でするシャドバもたまには良いものですし。
無駄に長くなってしまったので後編に続きます。(たぶん)ここからは特に語る事も無いのでほぼ絵日記状態になると思います。質問等ありましたらTwitterにリプライをしていただけると返信しやすいので出来ればそちらにお願いします。ここまでお付き合いいただきありがとうございました。